米不足で価格高騰 7月まで毎月備蓄米の放出継続の方針

4月18日、農林水産省は令和7年3月の業者間での米の相対取引価格が、全銘柄平均価格で25,876円/玄米60kgであったことを公表しました。
前月2月と比較すると約600円安い結果となっていますが、小売業者に届いている備蓄米は放出されたうちのごくわずかであり、変わらず米不足および価格の高騰が続いています。

 

これに伴い、4月23日から農林水産省は3回目の備蓄米放出に向けた入札を開始しています。
備蓄米はこれまで2回にわたり計21万トンが放出されましたが、スーパーでの平均価格は高値の状態が続いています。
農林水産省は、新米が流通する前の7月まで毎月、備蓄米の放出を継続する方針としています。

 

そんななか、4月4日、秋田県は農事組合法人が生産・出荷した米から「カドミウム」が基準値を超える0.47~0.87ppmの値で検出されたことを発表し、自主回収をおこないました。

詳細は下記記事をご覧ください。
あきたこまちのカドミウム汚染:基準値超えの原因と対策、カドミウム低吸収の「あきたこまちR」とは?
【カドミウム】秋田米「あきたこまち」から基準値超の検出 自主回収へ

 

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