あめ粕中毒

あめは穀類、根塊類を原料として、そのデンプンを糖化、圧搾、あめ汁とあめ粕に分離し、あめ汁を濃縮して製造され、あめ粕はその原料にもよるが比較的タンパク質含量が高く、家畜の飼料として利用される。この製造過程に漂白剤としてスルホメチレート化合物が用いられる場合、その廃液やあめ粕中に亜硫酸やホルムアルデヒドが含まれ、これを家畜が食して中毒することがある。豚は数分後に倒れ、昏睡、腹部膨満、全身痙攣、排尿しながらへい死する。<獣医学大辞典より抜粋>n090212

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