2023/08/02牛乳頭腫牛乳頭腫ウイルスの感染によって起こる皮膚の伝染性良性腫瘍で、育成放牧牛に多発する傾向がある。外傷部からの汚染あるいは吸血昆虫によるウイルスの機械的伝播により、汚染部に病巣を形成し、周辺の皮膚に波及していく。主として顔面特に目や耳の周囲にみられるが、頸側部、乳房、乳頭にもみられ、4~6か月後には病巣の基部が壊死し、脱落して治る。<獣医学大辞典より抜粋>N090216