2023/08/02黄体遺残妊娠していないにもかかわらず、卵巣に機能的な黄体が長期間存在し、長期間発情徴候が認められないものをいい、牛、特に乳牛に多発し、馬や豚にも発生する。原因として子宮粘膜に対する物理的刺激、子宮内膜の慢性炎症などによる黄体退行因子の産生阻害、下垂体前葉性性腺刺激ホルモン分泌機能の異常が挙げられる。<獣医学大辞典より抜粋>N090217