2023/08/02後弓反張強直性発作。動物はその病状や挙動などにより多様な所見を呈するが、そのなかのきわめて特徴的なひとつであり、破傷風菌により発する。耳は聳立し、鼻孔は開大し、頸部は伸展し、牙関緊急、四肢は開張し、採食困難・流涎が著しく、ついに起立不能と強い反身姿勢となるような姿勢を後弓反張姿勢と呼び、随意筋の強直性痙攣に基づくものである。<獣医学大辞典より抜粋>N090309