2023/08/02子牛流行性肺炎主に1~20週齢の子牛にみられる伝染性肺炎で、原因はマイコプラズマ、パラインフルエンザウイルス3型、アデノウイルス3型などとされるが、多くはパスツレラ・ムルトシダ、アクチノミセス・ピオゲネスなどの二次感染を伴う。急性期にはカタル性気管支肺炎で小葉間質の水腫が著しいが、慢性期には気管支周囲から器質化が進行し、無気肺部を生じて、細菌の二次感染により、膿瘍形成、化膿性・癒着性胸膜炎が起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090309