食品微生物学的検査

牛、羊、山羊、馬、豚、鶏、七面鳥、ウズラなど各種の家畜や家禽の腸管内に保菌されていることから、食肉、肉製品、牛乳、卵、卵製品などの食品が本菌で汚染される機会も多いです。また、ウナギや淡水魚、カメあるいはカエルにも分布しており、食肉に限らず、これらの食品もサルモネラで汚染される危険性があります。ネズミによっても環境がサルモネラで汚染されますし、食品への汚染にも関連します。乾燥などの条件にも意外に強い細菌で、家畜に飼料が本菌で汚染され、家畜・家禽への感染源になっています。ほとんどの場合本菌が検出されることは無く、加工製品について定性あるいは定量的検査を実施して、食品の安全性を評価します。(T090814)

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