銅中毒

有毒性銅化合物として硫酸銅、酢酸銅、酸化銅、炭酸銅などがある。家畜の銅中毒は銅や真鍮製の容器に酸敗した飼料を放置して生ずる酢酸銅や炭酸銅を、また硫酸銅を含む農業薬剤、石灰ボルドー液の付着した飼料などを摂取することによって発生する場合が多く、馬、牛、豚、犬など多くの家畜に発生する。急性中毒の場合は、嘔吐、知覚消失、筋麻痺、痙攣などがみられ、慢性中毒の特徴は血色素血症、血色素尿症と著名な黄疸などである。<獣医学大辞典より抜粋>N090706

youtube