アブ
成虫及び幼虫は特徴的で、識別は容易。畜産施設周辺での発生は突発的だが、特に鶏舎及び豚舎において、時々、大発生することがある。この種はミズアブ科に属しており、触角及び翅脈はイエバエ科やクロバエ科とはかなり異なる。アメリカミズアブの触角は長く、頭部から直接前方に出ていて、末端(第3)節は先細りで棘毛はない。翅には中央に封入された翅室があり、部分的に褐色がかっている。成虫は青黒く、体長2cm、肢は黒色で附節は黄白色で、後部附節の上部は白くなっている。腹部には、基部(第2節)付近の背面に1対の透明または半透明な部位がある。KT-N090602