外傷性胃炎

牛は金属性の異物を餌とともに嚥下することが多く、その結果外傷性胃炎や第二胃腹膜炎、心膜炎を発す。嚥下した異物は第二胃内に存し、消化不良に陥ることが多いが、胃壁を穿刺して外傷性胃炎を惹起する。これは腹膜炎となり癒着、迷走神経性消化不良、横隔膜ヘルニア等を継発し、心膜炎となる場合は死の転帰をとることが多い。まれに胃から肝臓、脾臓へ穿刺することがある。<獣医学大辞典より抜粋>N090218

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