顎口虫症

顎口虫科の線虫の寄生による疾病で、胃壁に寄生する成虫によるものと、体内移行する幼虫による場合とがある。顎口虫の終宿主は家畜あるいは野生動物であるので症状は明らかではないこともあるが、犬、猫では胃壁に腫瘤を形成し、イタチでは食道に腫瘍状結節を形成し、食欲不振、嘔吐、貧血、衰弱により死亡する。<獣医学大辞典より抜粋>N090219

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