2023/08/02くる病骨の石灰化障害に基づく類骨の過剰形成を特徴とする系統性骨疾患であり、若齢の各種動物に発生する。原因はビタミンD欠乏、紫外線不足、カルシウム欠乏、リン欠乏、飼料中のカルシウムとリンの顕著な不均衡などで、病変は骨端軟骨に現れ、ここで軟骨内骨化が正常に行われないために主として成熟軟骨細胞が増殖し、骨幹端には類骨性骨梁が多量に形成される。<獣医学大辞典より抜粋>N090302