固相抽出
固相に保持した目的物質をできるだけ少ない量の溶媒で溶出することは濃縮効果を上げる点からも重要、適切な溶出溶媒の選択については分析の精度・再現性の向上には欠かせない、一般的にメタノールまたはアセトニトリルを用いる、酸性物質で保持が強くメタノールまたはアセトニトリルで溶出しない時はそれらの溶媒にアンモニアまたはトリメチルアミンなどを適量加えたものを用いる、塩基性物質でメタノールまたはアセトニトリルで溶出が困難な時はそれらの溶媒に塩酸または酢酸などを適量加えたものを用いる、目的物質により酢酸エチル・ジクロロメタンなどを用いる、等があります。(T091120)