酵素

生体内の様々な反応に対して触媒として作用するタンパク質。生体内の細胞、消化液または微生物中に存在する。最適温度、最適pHがあり、熱に弱く、酸、アルカリにも弱い(生体内の反応で用いられるので、35~55℃、pH5~8で最も活性なものが多い)。酵素反応は特異性が高く、副生成物がほとんど生成されないのが特徴。反応速度は触媒を用いない反応に比べて106~1012倍くらい速く、化学触媒と比べても数桁速い。  《参考文献:数研出版「チャート式 新化学ⅠB・Ⅱ」、三省堂「詳説 化学Ⅱ」、東京化学同人「ヴォート 基礎生化学」》

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