2023/08/02コクシジウム症コクシジウムには多くの種類があり、その病原性にはかなりの差がある。鶏コクシジウム症では大きな被害がもたらされるが、臨床上重要とされる家畜は牛、めん羊、山羊、犬、猫、家兎である。梅雨期に幼齢のものに発症しやすく、小腸ないし結腸に病変がみられる。症状は、食欲不振、沈うつ、水様性ないし粘血性の下痢、脱水、削痩、腹痛などである。<獣医学大辞典より抜粋>N090309