産褥性創傷感染

分娩に際して子宮や産道に損傷を起こし、損傷部から環境周辺の病原微生物が侵入して発症する。病原体は主として雑菌(球菌、大腸菌、コリネバクテリウム、桿菌、腐敗菌など)であるが、伝染性流産菌なども関与する場合がある。その結果、子宮炎、膣炎、陰門炎などが起こり、部分的組織壊死を起こし、膣や陰門部の狭窄などの後遺症を招く。<獣医学大辞典より抜粋>N090406

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