2023/08/02線維素性肺炎細気管支・肺胞内に多量の線維素が滲出する肺炎で、細菌の感染によることが多い。牛肺疫、豚疫などが典型で、初期には肺は充血し、水腫が著明である(充血期)が、気管支・肺胞内に線維素滲出が著明になると硬度を増し(肝変期)、線維素の融解・吸収・囂oに伴い(融解期)、回復に向かう。死因は呼吸障害と細菌毒素などによる心不全で、通常肝変期に起こる。<獣医学大辞典より抜粋>N090601