2023/08/02ネジキ中毒日本各地の山林中に自生するツツジ科の喬木で、毒成分としては有毒配糖体アンドロメドトキシンが全木、特に新葉に多く含まれている。この毒は心臓毒で、初め迷走神経を刺激し、後にこれを麻痺させ、同時に運動神経末端を麻痺させる。毒力が極めて強く、牛、めん羊、山羊の中毒例が全国各地にあり、症状は、流涎、流涙、嘔吐に始まり、四肢の麻痺、呼吸困難、苦悶状態を示す。<獣医学大辞典より抜粋>N090814