ネズミ

我が国に生息するネズミは現在、二亜科に分かれ、10属、20種類以上を数える。このうち主な種類は6種類(ドブネズミ、クマネズミ、ハタネズミ、ハツカネズミ、アカネズミ、エゾヤチネズミ)で養豚場や養鶏場の周辺に主として棲息するのはドブネズミ、クマネズミです。ドブネズミとクマネズミの寿命は約3年で妊娠期間は約21日、年分娩回数は5~6回、1回の産子数は平均6~8匹です。ネズミはサルモネラ菌汚染の原因となるばかりでなく大変な大食漢(毎日自分の体重の1/3~1/4の量の餌を食べます)のために1年間となると膨大な量の餌代となります。養豚場のネズミの密度は少ない農場で飼育頭数の5~10%、多い農場では30%といわれています。例えばネズミの数1500匹と仮定すると1年間のネズミの餌代は!1500匹 × 100g/日/匹 × 365日 =54750kg、54.75トン × 40000円 =2190000円/年 の計算となります。 膨大ですね。

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