2023/08/02捏粉様硬度触診時における被検体の硬さを表すもののひとつで、多くの浮腫または水腫に認められ、指圧を加えると陥凹して指痕を残すが、間もなく原形に戻る状態の硬さである。心臓、腎臓に障害がある場合、極度の栄養失調の場合、あるいは局所になんらかの形で血行障害を生じている場合で、炎性浮腫、うっ血性冷腫、リンパ性浮腫、牛の創傷性心膜炎に際する胸垂の冷性浮腫、過労、長時間の起立、運動不足などの場合に生じる四肢下部の浮腫に認められる。<獣医学大辞典より抜粋>N090818