2023/08/02敗血症一般に病原菌が流血中で増殖して疾病を起こすものをいうと考えられているが、細菌病巣から菌が絶えずまたは断続的に血中に流出して、全身感染を起こしたものをいうと考えるのが妥当である。病原菌の種類、毒力、侵入門戸、さらには生体側の感受性、防御機転その他の条件などによって影響され、細菌が流血中に入っても必ずしも敗血症が起こるとは限らない。<獣医学大辞典より抜粋>N091026