培地
硫化水素産生、運動性、IPA反応を確認した後に、SIM培地にコバック試液を滴下して判定する。インドールとはトリプトファンがトリプトファナーゼ(トリプトファンを分解する酵素)により分解されて生成する物質である。SIM培地にはトリプトファンが大量に含まれているので、SIM培地で培養した菌がトリプトファナーゼを持っていれば大量のインドールが生成する。ここにコバック試液を滴下すると培地舞w部が赤紫色を呈し、インドール陽性(+)と判定される。 ≪参考文献:近代出版 新 細菌培地学講座・下Ⅰ≫(T090316)