ヒナ白痢

ヒナ白痢菌の感染により起こる鳥類の疾病で、家畜法定伝染病の一つ。本病は主として卵黄に菌が含まれるin-eggの介卵伝染により広がり、幼雛が白色下痢を伴い敗血症死する急性疾患である。成鳥では菌が臓器や組織に潜み、保菌鳥となることが多い。我が国では、全血凝集反応による保菌鶏の摘発淘汰が進み、最近の本病の発生は著しく減少した。<獣医学大辞典より抜粋>F110509

youtube