非伴性原発性免疫グロブリン欠乏症

原発性免疫不全症候群の1つに分類されている重症複合免疫不全症(SCID)は、その遺伝様式において常染色体性型(スイス型)・伴性型(ギトリン性)・散発型に分けられ、本型は遺伝様式が不明であり、発言時期ならびに経過が不定である発散型SCIDの1つである。本症は、その本質において免疫幹細胞の異常と共に、T細胞ならびにB細胞にも異常機能があると考えられ、胸腺およびファブリキウス嚢相同器官の機能不全によるものと考えられる。<獣医学大辞典より抜粋>F110516

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