2023/08/02皮膚適用薬物の適用経路の1つ。多くの薬物は健康な皮膚からの吸収は極めて悪く、したがって薬物の皮膚適用は多くの場合局所作用を目的としている。しかし薬物によっては皮膚から容易に吸収されるものもあり、この場合適当な基剤を用いることにより吸収が増加される。薬物の有効成分を皮膚を通して吸収させる方法を経皮治療システムといい、消炎・鎮痛を目的にしたものがある。<獣医学大辞典より抜粋>F110517