ポストハーベスト
英語で「~の後」を意味する「post-」と、「収穫」を意味する「harvest」が結びついた語句で、一般的に、収穫後の農作物等に散布される農薬等の使用のことです。目的は、収穫後に害虫やかびなどが発生し、農産物が貯蔵・輸送中に損失するのを防ぐことです。海外では、収穫された農産物の品質を保持するために行われる農薬等の使用方法を総称してこう呼んでいます。日本においては、一部のくん蒸剤等を除き、ポストハーベスト目的で使用できる農薬はありません。また、かんきつ類等の保存の目的で使用されることもありますがこの場合は、食品添加物として取り扱われるため食品衛生法で規制されます。G090217