免疫

抗原と特異的に結合するタンパク質で、血清タンパク質中のγ-グロブリン分画にある。Igと略し、5種類のIgがあることが知られている。基本構造は、2本のH鎖(重鎖;heavy chain)と2本のL鎖(軽鎖;light chain)よりなる。H鎖はIgのクラスに対応して5種類ある。γ、μ、α、ε、δ鎖であり、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDを構成している。L鎖には、κおよびλ鎖の2つがあるが、各classのIgに共通である。<金芳堂微生物学250ポイント改訂4版より抜粋>KK-N091208