ノロウイルス(リアルタイムRT-PCR法)
検査項目 | ノロウイルス(リアルタイムRT-PCR法) |
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英名 | norovirus |
分析方法 |
リアルタイムRT-PCR法 |
分析期間 | 1-3 営業日 |
検体必要量 | 小豆くらい |
料金 | 4,180 円 |
説明
ノロウイルス(リアルタイムRT-PCR法)とは
リアルタイムRT-PCR法です。リアルタイムRT-PCR法は、3つの検査の中で最も検出感度の高い検査方法になります。糞便1gあたりに10個のノロウイルスが存在すれば検出することができます。 ノロウイルスの感染力は非常に強いため、わずか10個ほどのノロウイルスが口に入るだけで、感染すると言われています。ノロウイルスは、発症から1日から2日ほどで症状は回復しますが、体内にはノロウイルスが残るため、症状が回復してもノロウイルスは糞便中に排出され続けます。ノロウイルスの排出は、長いと1カ月ほど排出されるため、二次感染に気を付けなければなりません。
リアルタイムRT-PCR法は、10個ほどのノロウイルスの検出ができるため、無症状者のスクリーニング検査や発症から回復へ向かっている方の検査に適しています。リアルタイムRT-PCR法で陽性となった場合、報告書にウイルス量を1+~3+でご報告させていただきます。
イムノクロマト法とエライザ法の検出感度は、100万個(106個)以上のノロウイルスが必要になるため、感染初期の有症者に適した検査なります。無症状者のスクリーニング検査・発症から回復に向かっている方は、検出感度を下回る可能性があるため、二次感染を防ぐためには、検出感度の最も高いリアルタイムRT-PCR法がおすすめです。