ロタウイルス検査

検査項目ロタウイルス検査
英名rotavirus
分析方法

リアルタイムRTーPCR法

分析期間 3-7 営業日
検体必要量小豆くらい
料金5,500 円

説明

この検査では、糞便からロタウイルスが検出されるかどうかを調べることができます。
結果は、(+)または(-)でご報告させていただきます。
(+)になった場合は医療機関へ受診して下さい。

ロタウイルス感染症は急性の胃腸炎で、0~6歳ごろに感染しやすいと言われ、分類としては5類感染症(感染性胃腸炎)となっています。
流行時期は3~5月で、ノロウイルスとは少し異なるのでこの時期の胃腸炎にも注意が必要です。
主な症状は、水のような下痢、吐き気、嘔吐(おうと)、発熱、腹痛です。脱水症状がひどくなると入院治療が必要になることがあります。
5歳までの急性胃腸炎の入院患者のうち、40~50%前後はロタウイルスが原因です。
ノロウイルスと同様に、非常に少ない量のウイルスからも感染が拡がります。オムツの適切な処理、手洗いの徹底などが必要です。
オムツを交換するときには使い捨てのゴム手袋などを使い、捨てる場合はポリ袋などに入れます。手洗いはせっけんで30秒以上もみ洗いします。
衣類が便や吐物で汚れたときは、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)でつけおき消毒した後、他の衣類と分けて洗濯しましょう。
ノロウイルスやロタウイルスにはアルコールなどの消毒薬ではあまり効き目がありません。
PCR検査は精度よくウイルス検出が出来るよう調整調製されていますが、ウイルスの存在する量がごく微量であったりすると不検出となることもあります。
また、PCR検査はウイルスの感染性、非感染性の判別はできません。
ウイルスの遺伝子が残存しているだけで陽性になることがあります。あらかじめご了承ください。

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