【残留農薬】生鮮カシューナッツからクロルピリホス検出

インドから輸入された生鮮カシューナッツから、人の健康を損なうおそれのない量として定める量を超えてクロルピリホスが検出されました。

 

クロルピリポスは、有機リン系の殺虫剤です。

農薬やシロアリ駆除剤、木材などの資材、家庭用殺虫剤など、様々な用途で使用されている化合物です。

2008年には中国製の冷凍食品から検出され、問題となったことのある物質です。

クロルピリホスは、海外でも広く使用されている殺虫剤・農薬で、国内ではリンゴやミカンなどの果樹類、タマネギ、大根等の根菜類、茶、サトウキビなどに農薬登録があります。

過去には中国産ホウレンソウ、しゅんぎく、ごぼう、乾燥きくらげ、コロンビア産コーヒー豆、ガーナ産カカオ豆等においてクロルピリホスの違反事例があります。

 

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