【食中毒】茨城県 りんご園でO157食中毒 2人が集中治療室(ICU)へ
11月5日、茨城県の果樹園でりんごを試食した12人が下痢や腹痛などの症状を訴え、患者の便から病原性大腸菌O157が検出されたことから食中毒と断定されました。
症状を訴えた12人は3歳~80代であり、6日以降に発症し5人が入院をしました。
29日時点では3人が入院中で、うち6歳男児と70代女性が集中治療室(ICU)で治療中となっています。
同園は県の指導に基づき16日からりんごの試食を停止しており、果樹園でのO157食中毒も県内初とのことです。
茨城県は、りんご自体の汚染ではなく、作業工程で何らかの原因で汚染されたと考えられるとしており、施設や調理器具の消毒や洗浄を呼びかけています。
腸管出血性大腸菌は、感染すると食後3~8日間で激しい腹痛や下痢、下血などを引き起こします。
感染の主な原因としては、加熱不足の肉を食べることや、菌に汚染された飲食物を摂取することなどがあげられます。
これらに注意して感染を防ぎましょう。
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