【ランピースキン病】ワクチン接種を命令 福岡
11月18日、福岡県知事は県内の農場で「ランピースキン病」が国内初確認されたことを受け、まん延防止のため家畜伝染病予防法に基づき、牛の所有者に対し、牛へのワクチン接種を命令する告示を出しました。
ワクチン接種は無料で、対象はランピースキン病が発生した農場から半径20km以内の福岡県内で飼育されている牛です。
期間は11月21日から来年3月31日までとのことです。
ランピースキン病は、ランピースキン病ウイルスによってひきおこされる牛や水牛の病気で、死亡率は高くなく自然治癒します。
また、本病については牛の病気であり、人には感染しません。
一方で、本病を発症した牛の早期発見、隔離、移動の自粛、ワクチン接種等の総合的な防疫対策により、本病の発生および感染拡大を効率的かつ効果的に防止することが必要となります。
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