【ノロウイルス】結婚式場で集団食中毒 札幌

6月6日、北海道札幌市の結婚式場で食事をした未就学児~50代までの男女27人が発熱や嘔吐などの症状を訴えました。
患者の便からはノロウイルスが検出され、食中毒と断定されました。患者らは全員回復傾向にあるということです。
この結婚式では、6月1日にも結婚式場を利用した男女40人が発熱や下痢、嘔吐などの症状を発症しています。
この際は、子どもが便を漏らし従業員が適切に消毒しなかったことで、従業員たちにウイルスが感染し、式の参加者に広がった可能性が高いとされています。
40人は感染源が食品以外の可能性が高く、食中毒とは断定されていません。
保健所は結婚式場に対して3日間の営業停止処分とするとともに、従業員に対する衛生教育などの改善を指示しています。

 

これからの季節は暖かくなりノロウイルス食中毒の発生は減少することが想定されますが、発生のリスクはゼロではないため注意が必要です。
ノロウイルス食中毒は、ノロウイルスに感染している従業員を介して、発生・感染拡大することが多くなっているため、少しでも体調が悪い従業員は出勤させないなど、従業員教育が必要となります。

 

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