【マダニ感染症 SFTS】感染者数が過去最多に
国立健康危機管理研究機構によると、マダニを介して感染するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の全国医療機関から報告された感染者数が、過去最多となったことがわかりました。
今年に入ってから今月10日までの累計感染者数は135人で、これまで最も多かった一昨年の累計感染者数134人を上回りました。
今年は10人以上の死者がすでに確認されており、厚生労働省は草むらでの活動の際は肌の露出を避けたり、ペットの散歩などから帰宅した際は、マダニの付着がないか確認するよう呼びかけています。
▽実際のマダニの画像は以下のコラムからご覧いただけます!
マダニの画像や写真│ヤケヒョウヒダニ、トコジラミ(南京虫)と比較
SFTSの感染対策としてマダニに噛まれないよう、森林や草地に入る際には、肌の露出を避ける格好をするようにしましょう。
また、マダニに噛まれたら自分で取り除こうとせず、ただちに医療機関を受診するようにしましょう。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に関するコラム
マダニに注意!SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について解説
マダニ感染症 SFTSとは│症状や感染経路、致死率、治療法は?犬猫の感染も
致死率も高く危険!?ダニが媒介するSFTSウイルス
犬の散歩は虫除けスプレーや服の着用でマダニ対策を!SFTSは犬から人へも