マダニ媒介感染症SFTS 過去最多を更新 高知県で最も多く
マダニが媒介する感染症「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」の今年の累計感染者数が速報値で143人になったことが、国立健康危機管理研究機構によって26日明らかになりました。
SFTSはマダニが媒介する感染症で、マダニに噛まれることなどで感染します。
国内で初めてSFTSの感染が報告された2013年以降、2023年には感染者数が過去最多の133人となりましたが、その数を超える感染者数が現時点で確認されています。
今年の累計感染者数は高知県で最も多く14人となっており、次いで大分県の11人となっています。
マダニは主に森林や草地に生息しているため、草むらなどで屋外作業をする際には、長袖長ズボン・帽子・手袋等を着用するなど肌の露出を減らすことがマダニ対策に有効です。
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