【性器クラミジア】性病の検査を2025年1月6日よりスタート~③性器クラミジア感染症~
性感染症の第三弾の記事として、性器クラミジア感染症の特徴について簡単にまとめさせていただきます。
○性器クラミジア感染症とは?
性器クラミジア感染症は、クラミジア・トラコマティス(Chlamydia trachomatis)という細菌によって引き起こされる感染症です。この細菌は主に性的接触を通じて人から人に伝播します。この感染症は、日本における性感染症の中でも特に報告数が多いものであり、特に若年層において高い罹患率を示しています。感染者の多くが無症状であるため、感染が広がりやすく注意が必要です。
○感染経路について
性器クラミジア感染症は主に性行為、すなわち膣・肛門・口腔を介した接触によって感染します。また、感染した母親から新生児への感染も起こることがあります。
○症状
性器クラミジア感染症の感染者の多くは無症状ですが、症状が現れる場合もあります。
男性では、尿道からの異常な分泌物や排尿時の痛みが一般的です。
女性では、不正出血や下腹部の痛み、異常なおりものが見られることがあります。
無症状で放置されると、女性では骨盤炎症性疾患を引き起こし、不妊症の原因となることがあります。また、男性でも精巣上体炎などの合併症を引き起こす可能性があります。
○治療、予防方法
性器クラミジア感染症は抗生物質によって治療可能です。医師の診断のもと、適切な抗生物質を服用することで治癒に至ります。治療中は性行為を控えることが推奨されます。また、パートナーも同時に治療を受けることが重要です。
予防方法としては、性行為の際にコンドームを正しく使用することが効果的です。また、性感染症の定期的な検査を受けることも、早期発見と治療に役立ちます。性的パートナーとのコミュニケーションを図ることも、予防の一環として重要です。
詳細は弊社コラムや各HPをご確認ください。
→【性器クラミジア感染症の検査方法について】
→【性器クラミジア感染症の解説|男女別の症状の違い・感染経路・治療について】
→「性器クラミジア感染症とは」
→厚生労働省HP「性病検査」
→国立感染症研究所HP