【ダニ媒介脳炎】マダニに噛まれ北海道の女性が感染

7月3日、北海道は室蘭保健所管内に住む70歳代女性がマダニに噛まれ、「ダニ媒介脳炎」に感染したことを発表しました。
女性は6月上旬に庭作業中、病原体をもつマダニに噛まれ、10日ほど後、頭痛や発熱、倦怠感を訴えて医療機関を受診し、感染が判明しました。
ダニ媒介脳炎の患者は、国内では北海道のみで確認されており、9例目ということです。
北海道は、庭作業や登山、キャンプなどでは、肌の露出を減らしたり、虫よけ剤を使用するなど対策をとるよう呼びかけています。
 

マダニが媒介する感染症「SFTS」にも要注意

「ダニ媒介脳炎」のほか、マダニが媒介する感染症にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)があります。
SFTSに感染すると、主に発熱と消火器症状があらわれ、重症化すると死に至るケースもあります。
SFTSは、マダニに噛まれることや、SFTSに感染したペットとの接触、SFTS患者との接触で感染する可能性があります。
近頃、全国的に多数の感染が確認されており、注意が必要です。

 

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に関するコラム

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