2023/08/02遺残卵黄孵化後も残っている卵黄。鶏では孵化時までに体腔内へ取り込まれた卵黄嚢は、卵黄腸管によってメッケル憩室につながり、卵黄は長くとも2週間以内にほぼ完全に吸収される。孵卵条件の不良、介卵感染などが原因で発生する弱雛では、一般に卵黄の遺残期間が長い。健康な成鶏でもときにブドウの種のような遺残卵黄を認めることがある。<獣医学大辞典より抜粋>n090213