免疫

分子量約100万、正常人の免疫グロブリンの10%を占める。IgMのH鎖はμ鎖である。初期に血中に出現する抗体である。通常、5量体(pentamer)の形で存在する。各々のFc部分はJ鎖(J chain)により結合されている。IgM分子には多くの抗原結合部位があるので、IgGに比較して、赤血球凝集能、溶血能、殺菌能などは高い。IgMは抗原刺激後、IgGより早い時期(3日前後)より出現するが、短期間で下降していく。<金芳堂微生物学250ポイント改訂4版より抜粋>KK-N091208

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