【コラム】家畜の産褥熱の原因~ゼンメルワイスの教え~

産褥熱とは、分娩の際産道に傷がつき、そこから細菌に感染することで起こる熱性疾患です。産褥熱と聞いて手洗いの先駆者・ゼンメルワイス先生を思い浮かべる方もいるでしょう。そう、あの産褥熱です。
発生の直接的な原因はまず、産道に傷がつくことです。難産、多産、死産であったり、牽引器を使って助産をしたりするとどうしても産道損傷のリスクになり、感染を助長してしまいます。牛においては後産停滞も重要な発生原因のひとつですね。
そして何より、不衛生な環境での分娩・不衛生な助産は言うまでもありません。家畜においてもヒトと同じで、ゼンメルワイス先生の教えを守りましょう。
 

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