【SFTS(重症熱性血小板減少症候群)】マダニ媒介の感染症 女性2人感染 鹿児島

4月15日、鹿児島県は60代の女性2人がマダニが媒介するウイルス感染症、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染したことを発表しました。県内では今年初の感染確認となります。
感染した女性らは、発熱や嘔吐、下痢などの症状を訴えたとのことです。
いずれもマダニにかまれた跡などは確認されず、感染経路は不明です。
 
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
国内のSFTS患者の届け出数は増加傾向にあり、令和5年は前年を上回る133人と過去最多となりました。
 
また、猫や犬などのペットを通じた感染も明らかになっています。
獣医療従事者が、SFTSに感染した猫や犬などと接触し感染が確認された事例が令和4年7月末時点で10例確認されています。また、飼い主への感染も9例以上確認がされています。
 
感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。

 

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)検査

 

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