【サルモネラ】食中毒 鮮魚店弁当 愛知

8月2日、愛知県豊橋市の鮮魚店で販売された弁当を食べた16人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。
患者らは、フライ弁当や焼き魚弁当などを食べていたとのことです。
患者と調理担当者の便からサルモネラ菌が検出され、市は食中毒と断定しました。

 

サルモネラ菌は乾燥や低温には強く、冷凍しても不活化しない性質を持っていますが、酸や熱には弱い為、調理器具等の塩素殺菌や、70℃・1分以上の食材加熱が効果的です。卵の場合、養鶏場で産み落とされる際、母鶏の大便から卵の殻にサルモネラ菌がついており、数日後には殻を通って卵内に入りそこで増殖する場合もあります。
食肉の場合は飼料からサルモネラが移行し、家畜の腸内で増殖し、屠場で解体するときに食肉を広く汚染する場合があります。よって、卵や食肉に関わる製品や食材について微生物検査をする際にサルモネラ菌を検査することは重要です。
 

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