【ジビエ】ジビエ料理 神奈川県でフェア開催
神奈川県伊勢原市大山地区で、ジビエ料理を提供する「大山猪鹿(ジビエ)フェア」が10月23日から開催されます。
同地区では、古くからイノシシ鍋などが振る舞われており、豆腐料理に並ぶ新たな特産品にしようと今年で3回目の開催とのことです。
同フェアでは、地元伊勢原産のジビエ肉が提供されます。
伝統のイノシシ鍋をはじめ、鹿肉をトッピングしたカレーや竜田揚げなどが楽しめるとのことです。
ジビエの衛生管理とおすすめの調理方法
ジビエ(野生鳥獣の肉)を、生または加熱不十分な状態で食べると、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌や寄生虫による食中毒をひきおこす場合があります。
ジビエは中心部まで火が通るよう、しっかり加熱し食べる必要があります。
厚生労働省のガイドラインでは、ジビエによる食中毒を防止するため以下のように記されています。
『中心部の温度が75℃で1分間以上、またはこれと同等以上の効力を有する方法により、十分加熱して喫食すること。』
そこで、おすすめのジビエ調理法が「低温調理」です。
鹿肉のような脂肪分の少ない肉は、高温で急速に加熱すると固くなりやすいです。
「低温調理」であれば、低温で時間をかけてゆっくりと火が通るため、素材を柔らかくジューシーに、肉のパサつきを抑えることができます。
厚生労働省のガイドラインで示されている加熱温度と時間は以下です。
「低温調理」温度と加熱時間
65℃⇒15分
66℃⇒11分
67℃⇒8分
68℃⇒5分
69℃⇒4分
70℃⇒3分
参考:一般社団法人日本ジビエ振興協会
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