【ランピースキン病】福岡や熊本で確認 農林水産大臣が言及

11月19日、農林水産大臣は会見で「ランピースキン病」について、生乳の生産への影響は一時的で、時間の経過によりほぼ回復する旨の認識を示しました。
ランピースキン病は、11月6日に福岡県で国内初の感染が確認され、福岡県と熊本県において、これまでに計9農場で感染が確認されています。
また、農林水産大臣は、感染拡大の原因となるダニの駆除といった対策を徹底するよう、周辺県にも呼びかけました。
ランピースキン病に感染した牛の肉や乳が、市場に出回ることはないとのことです。

 

ランピースキン病はランピースキン病ウイルスによってひきおこされる牛や水牛の病気で、死亡率は高くなく自然治癒します。
また、本病については牛の病気であり、人には感染しません。
一方で、本病を発症した牛の早期発見、隔離、移動の自粛、ワクチン接種等の総合的な防疫対策により、本病の発生および感染拡大を効率的かつ効果的に防止することが必要となります。

 

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