【ランピースキン病】佐賀で対策急ぐ 福岡や熊本で確認

佐賀県では、近隣県である福岡県や熊本県の農場で牛の病気「ランピースキン病」の感染が拡大していることを受け、対策を急いでいます。
11月、多久市内で行われた仔牛のセリに参加する業者にチラシを配布して注意を呼びかけたり、県内約620の農場に対して感染原因の1つとされる蚊やダニなどの吸血昆虫対策として粘着シートを配布したりしたとのことです。

 

ランピースキン病とは

ランピースキン病はランピースキン病ウイルス(ポックスウイルス科カプリポックス属)によって引きおこされる牛や水牛の病気です。
感染した牛は、⽪膚の結節や⽔腫、発熱、泌乳量の低下など様々な症状がでますが、死亡率は高くなく、自然治癒します。
ランピースキン病への対策としては、発症⽜の早期発⾒、隔離、移動の⾃粛、ワクチン接種等、総合的な防疫対策により、発生及び感染拡大を効率的かつ効果的に防止することが重要とされます。
 
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