【アスベスト(石綿)】東京メトロ 鉄道車両 塗料から基準値超え
東京メトロの鉄道車両に使用されていた断熱塗料に、基準値超えのアスベストが含まれていたことが判明しました。
鉄道に使用された塗料は、大手塗料メーカーがアスベストを含まないとして製造・販売していたものとのことです。
断熱塗料はシートの下部など、乗客が触れる可能性の低い車両内装の内側に使われており、東京メトロはこれまでに健康被害はないとしています。
東京メトロがアスベスト含有塗料が使用されたものを群馬県の解体業者に譲渡した際、アスベストの含有が発覚しました。これを受けて解体業者は2020年4月、東京メトロや当該塗料メーカーに損害賠償を求めて東京地裁に訴訟を起こしています。


