【SFTS】マダニ感染症 農作業や草刈りでの感染に要注意 静岡県で男性死亡
7月8日、静岡県は賀茂保健所管内の80代男性が、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染し、死亡したことを発表しました。
死亡した男性は、6月23日に発熱や食欲不振の症状が現れ、30日に医療機関へ救急搬送され入院したのち、今月3日に亡くなったということです。
男性は発症前に農作業や草刈りをしており、傷口があったことから、マダニに噛まれたことによる感染と考えられています。
静岡県で、SFTSの感染が確認されるのは今年に入り4例目となります。
近頃、SFTSへの感染事例が増加しています。
SFTSウイルスを媒介するマダニは、主に森林や草地に生息しており、春から秋にかけて活動が盛んになり、刺される危険性が高まります。
また、ペットなどの動物を介しての感染も報告されており注意が必要です。
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感染が疑われる場合には、速やかに医療機関の皮膚科などに相談し、処置を受けるようにしましょう。
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