【食中毒】北海道 イタリア料理店 サラダ ウエルシュ菌 食中毒17人
6月10日、北海道札幌市のイタリア料理店でサラダなどを食べた20人のうち17人が、下痢や腹痛などの症状を訴えました。
このうち7人からウエルシュ菌が検出され、保健所は当該店舗を4日間の営業停止処分としました。
保健所によると、札幌市での飲食店食中毒による営業停止処分は、今年に入り初めてとのことです。
ウエルシュ菌は、健康な人や動物の腸管内、下水、土壌などに常在し、食品からも頻繁に検出されます。
感染すると、食後8~20時間で、腹痛や下痢などを引き起こします。
感染の対策としては、調理後は常温で放置せず粗熱を取って早めに冷蔵庫保存することや、残った食品を保存する際は、浅めの容器に移し替えて氷や保存剤を使うなどして確実に冷めるようにすることなどがあげられます。
これらに注意し、ウエルシュ菌による食中毒を予防しましょう。
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