牛白血病

ほとんどがリンパ性白血病で、地方病性成牛型と散発性の子牛型、胸腺型、皮膚型に分類される。地方病性白血病は牛白血病ウイルス(レトロウイルス科、オンコウイルス亜科、C型オンコウイルス群)に起因し、感染は水平および垂直伝播による。発病は4~6歳に多く、感染牛は常に汚染源となる。リンパ節の腫大、眼球突出のほか、全身に病巣がみられる。子牛型は多中心性病巣を、胸腺型は胸腺病巣を、皮膚型は皮膚病巣をそれぞれ特徴とし、それらの伝染性は知られていない。<獣医学大辞典より抜粋>N090216

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