【Temu,AliExpress】子供用自転車 発がんリスクの有害物質検出

韓国は、衣類やアクセサリーなどを低価格で提供し世界中で人気を誇る中国ブランド「Temu」、「AliExpress」で販売されている子供用自転車等から、発がんリスクのある有害物質が検出されたことを発表しました。

子供用自転車からは鉛やフタレート系可塑剤が韓国の基準を超過する値で検出され、特にサドルの部分で内分泌系障害を誘発するフタレート系可塑剤が基準値の250倍程度超過していたとのことです。
また、自転車のステッカーからも基準値の115~150倍程度のフタレート系可塑剤が検出されたとのことです。

 

フタレート系可塑剤は内分泌系障害物質であり、生殖機能に影響を及ぼします。例えば不妊や早産、精子数の減少などであり、接触時には目や皮膚などに刺激を引き起こす場合があります。
 
《ホルムアルデヒド》
Temu,AliExpressの子供用自転車だけでなく、SHEINで販売されている帽子からは、住宅建材でよく使用され、発がん性のある「ホルムアルデヒド」が、基準値の2倍検出されているほか、Temuが販売する子供用エナメル食器にはメラミンエナメル塗料が使用されている場合があり、これにはホルムアルデヒドが含まれるため注意が必要です。
 
SHEIN,Temu,AliExpressが販売する商品をめぐっては以前にも、靴や帽子、マニキュアなどから基準値を超える有害物質が検出されたことが韓国がおこなった検査から判明しています。
下記記事もあわせてご覧ください。
【SHEIN,Temu,アリエクスプレス】発がん性物質や環境ホルモン 基準値超えの検出

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